2010/05/05

追悼・井上ひさし氏・父と暮せば

作家の井上ひさし氏が4月9日に死去されて、約一ヶ月が経とうとしています

75歳はまだまだお若い・・


井上ひさし氏
多方面で活躍される一方、平和や戦争責任問題を創作のテーマに掲げ、東京裁判や原爆を主題にした作品も数多く発表され、2004年には護憲を訴える「九条の会」を作家の大江健三郎さんらとともに設立しています


私たちの舞台公演活動でも、2006年に彼の平和に対する想いである戯曲「父と暮らせば」を上演させていただきました


原爆投下後の広島を舞台にした二人芝居・・
人類史上最悪の暴力と向き合う、亡霊の父と1人生き残ってしまった娘の切実な対話

その重いテーマを独特の切り口で描いて見せた作品ですが、でも時折見せるその明るい言葉・台詞に、演じる側、観る側が、厳しい想いながらも救われていました

「あの地獄を知っていながら「知らないふり」することは、なににもまして罪深いことだと考えるから書くのである」と伝える井上ひさし氏

その伝えることの微々たる部分でもお手伝いができたことは、本当に幸せなことだと、筆者は今改めて想います


まだまだ新しい作品がでてくる・・
とばかり思っていただけに、その突然の死去は大変に残念


謹んで哀悼の意を表します


※舞台公演・共に生きる・・2006年の公演時のパンフレット

$舞台公演「共に生きる」


Post by hide

0 件のコメント:

コメントを投稿